その他・救援物資について

現地で必要なモノは毎日変化するので現地ボランティアセンターのサイトなどを
良く確認してから現地が本当に必要としているモノだけ送って下さい。

そして「ヒトツの箱」に「一種類の救援物資のみ」を入れて下さい。
(例・段ボールいっぱいに紙オムツだけを入れる。)

毎日毎日トラックにいっぱいの救援物資が届きます。
例えばヒトツの段ボールに「紙おむつ・ミルク・新生児用下着」が少量づつ
入っていると、ソレを仕分けする為に「人手」と「時間」がまたかかるのです。
ソレはせっかくの善意がうっかりムダになっちゃうくらいのコトなのです。

ので大変申し訳ないけど、救援物資を送る際は必ず一種類限定でお願いします。
ちなみに箱の良く見える位置に「内容・種類」を明記すると尚素晴らしいです。

また中古品(特に古着!)は絶対に送らないで!
凄く凄く失礼で残念だけど、欲しがるヒトはいないし、ゴミになるだけです。
そしてその処分費用がまた凄くて財政負担になります。


また本当に本当に毎日毎日、沢山の沢山の救援物資が現地に送られてきます。
ただ実際のトコロ、震災から一ヶ月後の段階では救援物資が十分に足りて、
隣の町では物資を保存しておく「倉庫の確保」に困ってました。
リアル。

つか実は企業とか会社とかが役だつモノを救援物資として大量に寄付してたりするので
(水とかはミネラルウォーターを売ってる会社が何箱も送ってくれてたし、
軍手も軍手会社がサイズ毎に何種類も送ってくれてたりした。)

仕分けや保管の手間を省く為にも、個人単位では「何かの物資の購入・発送費用」に
お金をつかうなら、そのままそのお金を「募金」した方が確実に被災者の為になります。

しかも「大きな組織」ではなく、出来るだけ「信頼出来る小さな組織」の方がベストです。
そっちの方が小回りがきいて、いくべき時にいくべきモノがいきますから。

ただね、人情的に「救援物資を買うコト」にお金はつかえても、
そのまま「募金するコト」にお金をつかうのに抵抗があるのはわかるのね。

でも「したいコトをする」のではなく、「してほしいコトをする」のがボランティアなので。
自我をおさえて、対象のコトを本当に考えて動いてもら