ロシア「遺書とサーカスと秘密で死にそうになる」


ヨーロッパを離れ、ロシアに突入!
まずは首都モスクワから夜行電車に乗り、サンクトペテルブルクに向かう!

列車は個室に2人で乗る、普通に横になれるタイプの夜行列車だったのだけど、これが尋常じゃなく揺れて!

その揺れ方はハンパ無い揺れ方で、ああ、この列車は確実に横転する!私はここで死ぬのだ!と確信をもって言える位の揺れ方で。

とうとう私は家族に向けて遺書を書いた。
家族のみんな、無理言って旅させてくれてありがとう。そしてごめんなさい。

この旅で色々危ない目にも遭ったけど、まさかの列車横転で遺書を書くとは・・・!
そのうちに揺れ方は普通に戻ったけど、私は恐怖で眠れないまま、朝を迎えた。


サンクトペテルブルクに到着して、とりあえず気を取り直して、エルミタージュ美術館!
おーさすがに世界3大美術館の1つ、レベルの高い絵や、有名な画家の絵がいっぱいある!
ルノワールにセザンヌ、モネにゴッホ。ゴーギャンにルソーまで!

1枚の絵に1時間とかのレベルで見入ってるので、全然時間が足りない!
まさかの翌日も、ここに来て見入ってた。それくらい凄まじいレベルの良質!


そして夜はサーカスへ!ロシアと言えばサーカスでしょ!すっごい期待して行く!
バレエダンサーのような踊り子さんのダンスやピエロの綱渡り。ライオンさんの火くぐりや
象さんの階段のぼるなどのショーは大興奮を呼び起こす!ライトは幻想的にステージを称え、
音楽は心に彩りを捧げる。
地元の人も、シーズンが変わるとプログラムが変化するらしく、何度も来ている人も多いと
後で聞いたんだけど、そりゃあれだけ凄いエンターテイメント見ちゃったら、何度でも来たくなるよなぁと。
帰りにはもうお客さんみんなが大笑顔になつてて!
その風景に私も余計笑顔になった。


サンクトペテルブルクからモスクワに戻る手段は、もう先に列車のチケットを買ってしまっていたので、渋々、夜行列車に乗る。
また、遺書とか書くのかな。ガックリ。と思うも、帰りは全然揺れなかった。
行きのあの揺れはなんだったんだろう?
大国ロシア、秘密の多い国ロシア、謎は、尽きません。



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