2004バーニングマン:ありがとう



今年は完全ヒッチハイクで来たマン(※アメリカのヒッチは本気で危険なので絶対に辞めましょう!)。

最後に乗せてくれた人に、バックパックを預けておいた。
でも何万人もの参加者がいて、何千ものキャンプがはられる、この会場。
まんまと場所が分からなくなった。戻れなくなった。

半ケツの状態で軽く途方に暮れるも、去年のマンで知り合った人のキャンプに混ぜてもらえるコトに。
でもその友達以外は全員初対面。
なのに、そのまま初日からいたような顔をして普通に生活。
普通にキャンピングカーのベッドで寝て、普通にキャンピングカー内の食べ物を食べた。
一緒に笑った。一緒に遊んだ。
おとぼけキャンプのみんな、本当にありがとう。


マンが燃えてテンプルが燃えて、翌朝太陽が昇ってマンは終了。
でも一応ヒッチした人探そう。と想って、そのまま砂漠に残るコトに。

ちなみに所持してるモノは、友達に借りた50ドルと、リンゴ1個と食パン半斤だけ。
身につけているモノはTシャツにインド綿スカートに下着。
靴も履いてない。

とりあえず当面はコレだけで生きなきゃいけない。
砂漠なのに。外国なのに。一人なのに。
つか、正気?


キャンピングカーがブロロと動き出す。
みんなが窓から顔を出して手をふってくれる。
一人が不安な訳じゃないけど。別れるのが悲しい訳じゃないけど。
でもちょっとだけ、泣いた。




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